所有権登記名義人住所氏名変更を郵送でするやり方と費用

私、大家の妻になる前の独身時代に中古マンションを購入していました。
購入後結婚して苗字が変わり住所も変わったのですが、特に生活に支障がないのでそのままにしておりました。
最近になって、近い将来そのマンションを売る可能性が出てきたので、取り急ぎ氏名と住所変更をすることにしました。
不動産があるのは関東、私が住んでいるのは九州ということで、遠隔で手続きをしてみた記録です。

法務局に電話相談

ネットを見ても遠隔でのやり方を見つけきれなくて、そもそもどうしたらいいのかさっぱりわからなかったので、最寄りの法務局に電話したところ、親切に教えてくださいました。
不動産が遠方にあるというと郵送でできるとのこと。
ざっくりいうと「戸籍謄本」「住民票」を準備して「申請書類」を書いて管轄の法務局に郵送します。
なんだかできそうな気がしてきました。
ってかそもそも最寄りの法務局で全国の物件の手続きができたらいいのに。
住所変更だけならマイナンバーカードを所有していればオンライン申請ができるみたいです。

必要書類の入手

「住民票」はサクッと入手できました。
「戸籍謄本」は本籍がこれまた遠方にあるので、郵送で手続きを進めます。
法務局のHPを見ながら「申請書類」をダウンロード。
見本を見ていくと、「不動産登記事項証明書」に沿って正確に記入しなければならない箇所を発見。
マンションを購入した時に発行された登記事項証明書なんてどこにあるかもわからなかったので、改めて入手することにしました。

その時頑張った記事はこちら
ど素人が不動産登記事項証明書をネットで申請取得してみた

申請書記入

必要書類が揃ったので申請書を書きます。
記載例を見ながら書き進めていくと、難しいように見えて意外と簡単に書けました。
「不動産の表示」という箇所も登記事項証明書があればサクサクっと埋まりました。

封筒の準備

さて書類を書き終えたのでいざ発送!となった時、送り先が不安だったので改めて今度は不動産を管轄している地域の法務局に電話してみました。
送り先は「地方法務局の管轄出張所 不動産登記部門 宛」とのこと。
そして新事実。
まず、簡易書留以上で送る必要があること、そして登録が完了したらその旨が書かれた書類を返送してくれるので返送用封筒(これも簡易書留)で同封すること、を教えてもらいました。
電話してよかった〜。

発送

郵便局にて登録費用2000円分の収入印紙を購入しました。
返信用封筒に簡易書留のハンコを押して切手を貼りました。
「申請書」「戸籍謄本」「住民票」「収入印紙」「返信用封筒」を入れていることを確認し封をします。
そして、簡易書留で発送です!
いってらっしゃーい。
無事変更できますように!
結果はまた後日UPします。

かかった費用 4830円

  • 住民票取得 250円 (マイナンバーカード使用)
  • 戸籍謄本取得 618円 (交付手数料450円 + 郵送費84円 + 返信用封筒84円)
  • 不動産登記事項証明書取得(郵送代込み) 500円
  • 登録免許税 2000円
  • 申請書送付費用 440円
  • 登録書類返信用封筒 404円

2021/12/14 追記

法務局の担当の方から電話がありました。
不動産登記をした当時からすでに何度か引っ越しをしており、現住民票では不動産登記をした住所からの紐付けができないとのこと。
権利書が手元にないという話をしたところ、「固定資産税の納税通知書」を追加で送付することになりました。
こちらは普通郵便で可とのことです。

※その後調べたところ、住所変更何度かしている場合、戸籍の付票というものを初めから同封する必要がありました。
お手数をおかけしてごめんなさい。

追加費用

  • 納税通知書送付費用 84円

2021/12/22 追記
無事申請が通って、変更完了届が届きました!
初心者でも処理ができてよかったです。

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